ヘッドホン難聴にご注意 その3
ヘッドホン難聴を防ぐには
ヘッドホン難聴にならないためには、節度のある聴き方をすることが一番です。次のようなことに気をつけましょう。
●耳を休ませる時間をつくる
耳にも休息時間が必要です。
ヘッドホンで音楽を聴かないというだけではなく、テレビやラジオの視聴、パチンコ店やカラオケ店などのにぎやかな場所でも、合間に静かな環境ですごす時間をつくりましょう。
耳栓を使って、音から耳を守るのも有効です。
音楽好きな人であればこそ、大切な耳をいたわりましょう。
●音量を上げすぎない工夫をする
ヘッドホンのタイプによって、次のことを目安に音量を調整してください。
オープンエア型(通常のタイプ):静かな室内でヘッドホンで音楽を聴きながら会話ができる程度に音量を調節し、騒がしい場所でもその音量を上げないようにします。
クローズド型(音もれ防止タイプ):片側のヘッドホンをはずし、はずしたほうから聞こえてくる通常の話し声と同じ程度に聴こえるよう音量を合わせます。
●体調が悪いときはとくに注意
耳の丈夫さには個人差があります。
同じように大きな音で音楽を聴き続けても、ダメージを受ける程度には差があります。
花火大会やライブの後などに、音がわんわん反響するように聞こえた経験があるという人は、耳が弱いと考えられます。
耳があまり丈夫ではない人が、飲酒や疲労、睡眠不足などで体調が万全でないときに大きな音を聴くと難聴になりやすいので、体調が悪いときはとくに注意しましょう。
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