朝ごはんを食べることのメリットはこんなにあります。
(1)仕事の効率アップ
寝ている間は体温が下がり、朝は1日のうちで最も体温が低いが、食事をすると体温が上がり、体が目覚める。
脳の主な栄養源はブドウ糖なので、朝食でご飯やパンなどの炭水化物を食べることで糖質が補給され、脳の働きが活発になり、仕事や勉強の効率も上がる。
(2)便秘の解消
朝はもっとも排便に適している時間帯。
食べ物が胃に入ることで胃腸が刺激され、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になって便意がおこってくる。
朝ごはんを食べたらお茶を飲んだりして少し休み、便意を感じたらトイレに行くことを習慣づけたい。
そのためには食後の排便の時間を確保できる時間に起きること。
(3)太りにくい体になる
朝ごはんを抜くと、体は一定のエネルギーをとろうとして、残りの2食でまとめ食いしたり、間食が増えることになりやすい。
夕食のとりすぎや間食は肥満の原因になるうえ、3食に分けて食べたほうが脂肪をため込みにくい。
さらに、朝ごはん抜きは基礎代謝を低下させ、同じ量を食べても太りやすくなってしまう。
ダイエットのために朝ごはんを抜くのは逆効果!
(4)栄養バランスを保つ
1食抜いてしまうと1日の栄養バランスを保つのは難しい。
栄養バランスが乱れた状態が続くと、疲れやすくなったり、生活習慣病の原因にもなる。
とくに野菜は不足しやすいので、朝食でも意識してとりたい。
そこでおすすめなのが具だくさんのみそ汁やスープ。
これなら野菜が簡単にとれるだけでなく、睡眠中に失われた水分を補給し、体を温める効果も。