朝ごはんが体にも頭にもよいのはわかったけれど、朝食を作って食べ、後片づけまでするのは結構大変です。
そこで、簡単に作れて片づけも苦にならない一皿(カップ)朝食を紹介します。もちろん、一皿でも栄養バランスはバッチリです。
シーフードリゾット...カップスープを使えば簡単
【作り方】スープ皿にカップスープの素を入れてお湯で溶き、そこにごはんと冷凍のシーフードミックス、野菜(さやいんげん、キャベツ、ブロッコリーなど火の通りが早いものか、ゆでておいたもの)を入れ、電子レンジで5~6分加熱。
【栄養】ごはんで糖質、シーフードでたんぱく質、野菜でビタミン・ミネラルがとれる。ごはんの代わりにパスタ、スープはレトルトでもOK。
ポーチドエッグスープ...トマトジュースを使って手軽に
【作り方】カップにトマトジュースをそそぎ、塩・こしょうで味つけしたら卵を落とし(楊枝などで黄身に穴をあけておく)、溶けるチーズを散らしたら、電子レンジで1分強ほど加熱。
トマトジュースの真ん中にポーチドエッグがきれいにできる。
【栄養】卵はたんぱく質、脂質のほか、ビタミンCと食物繊維を除くほとんどすべての栄養素がとれるすぐれもの。
トマトジュースでビタミンCを含むビタミン・ミネラル、食物繊維が補給できる。主食を、栄養価が高く食物繊維が豊富な玄米や全粒粉のパンにすればなおよい。
食パンピザ...具をのせて冷凍しておけば焼くだけ
【作り方】食パンにピザソースを塗り、スライスしたピーマン、たまねぎ、溶けるチーズをのせ、きっちりラップにつつんで冷凍。
朝はオーブントースターで焼くだけ。
【栄養】パンで糖質、チーズでたんぱく質、ピーマン、たまねぎ、ピザソースのトマトでビタミン・ミネラルがとれる。
朝、時間をかけないで作るポイントは、夕食を作るとき野菜やパスタなどを多めにゆでて冷凍しておいたり、トマトジュースやレトルトスープなど、手軽に栄養補給できるものを活用することです。
スープはコンソメ、コーンポタージュ、トマトスープなど、具に合わせて味を替えれば飽きません。電子レンジを活用すれば、さらに時間短縮に。
さっと作って、早起きした分はゆっくり楽しんで食べる時間にあてましょう。
ゆっくり食べれば消化・吸収もよく、楽しんで食べることは朝食の習慣のない人も長つづきする秘訣です。
和食派なら、浅漬けや梅干し、ちりめんじゃこなどをお気に入りの器に入れて常備しておくと、品数が増えてリッチな気分になり、食欲がわきます。