がんの検診のなかでも、とくに乳がんと子宮がん検診はお忘れなく
主婦が受けてほしいもう一つの検診は、がん検診です。
前述の各保険者でオプションとしてがん検診を導入しているところもあるので、問い合わせるとよいでしょう。
また、市区町村では、検診の有効性が証明されている「胃がん」「大腸がん」「肺がん」「乳がん」「子宮がん」を無料か低料金で実施しており、該当年齢に達していれば受診できます。
とくに主婦の場合、乳がん、子宮がんは忘れずに受けておきたいもの。
どちらも近年女性に増えているがんですが、早期に発見できれば治る確率が高いので、検診の機会を見逃さないようにしましょう。
女性のがん死亡率トップの大腸がんについても、定期的な検診受診をすすめる専門家もいます。
厚生労働省では、乳がん検診は40歳になったら、また子宮(頸)がん検診は20歳になったら、それぞれ2年に1回は受けるようすすめています。
受診促進のため厚労省は平成21年4月1日現在で該当年齢の人に、22年2月28日まで使える女性のがん検診の無料クーポン券を配布しています。
乳がん検診は40歳から60歳までの5歳刻み、子宮(頸)がん検診は20歳から40歳までの5歳刻みで配布されます。
自分が該当するかどうかは、市区町村のがん検診担当窓口に問い合わせてください。