最近、医療の分野で注目されているのが、ミュージックセラピー(音楽療法)。
これは、さまざまな音楽を聴いてリラックス効果を得たり、集中力をアップするというもので、アメリカでは音楽を使った心理カウンセラーやミュージックセラピスト(音楽療法士)という職業も成り立っているほどです。
音楽が心とからだに与える影響はいろいろ。
アルファ波を誘い脳をリラックスさせる音楽や、潜在意識に働きかけるサブリミナル効果を持った音楽、さらによく眠れる音楽など、多種多様なリラックス効果が期待できます。
ミュージックセラピーは、自分の部屋で試してみられるお手軽さがいいですね。
一日の終わりにたまった疲れを癒すために、あなたも取り入れてみませんか。
ミュージックセラピーの第一歩は、自分の好きな音楽を聴くこと。
ただし、ストレス解消効果を求めるなら、なるべく激しい曲は避けましょう。気分がおちこんでいるときに賑やかな曲を聴くのも逆効果になります。
適しているのは、ゆるやかなテンポの曲。そして少し気分が明るくなってきたら、徐々に感情が高揚していく音楽や、フィナーレでは小川の流れや小鳥の鳴き声など、自然の音を取り入れた曲を聴いていくのが理想です。
音楽を聴いていて、「飽きたな」と思ったらそこでやめること。
無理して聴き続けていると、それもまた、ストレスを蓄積する原因になります。