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夜中によく足がつるのはなぜ? その1

症状が続くときは原因を調べてもらおう
 
 
 

 夜中、寝ているときに突然足がつって目が覚めたり、朝起きたときもまだ痛みが残っていることがありませんか?

 

 

 「足がつる」とは、足の筋肉が突然強い痛みを伴って収縮・けいれんすること。

 

とくに多いのが、ふくらはぎがつる「こむら返り」です。

 

 


 足がつることは、さして珍しいことではなく、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

 

とはいえ、飛び起きるほどの痛みはつらいですし、頻繁におこると、「何かの病気が原因ではないか」と気になるものです。

 



 夜中に足がつるのは、多くは筋肉の疲労によるものです。

 

とくに運動をしていなくても、日常生活での疲れが積み重なっておこったり、普段と異なる動かし方をしたために足がつる可能性もあります。

 

疲れた筋肉は、通常はゆるむものですが、過度の刺激を受けると強く収縮し、足がつる原因となります。

 


 また、筋肉の冷えによる血行不良も筋肉を収縮させることから、足がつる原因として考えられていますが、いずれも病的なものではありません。

 

 

 ほかに多いのは、多量の発汗や下痢などによる脱水状態などで電解質(カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル)のバランスが崩れることによるもので、神経や筋肉が興奮しやすくなって足がつる原因になります。

 

 

降圧剤やホルモン剤などの薬剤が原因となる場合もあります。

 

 

 注意が必要なのは、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)や椎間板ヘルニアなどの症状の一つとしておこったり、脳梗塞や脳腫瘍、糖尿病などの内分泌疾患などがあって足がつることもあることです。

 

 

症状が頻繁におこる場合には、整形外科や神経内科または糖尿病に詳しい内科などで原因を調べてもらうとよいでしょう。

 

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