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「病は"気象"から」といっても過言ではない

似たようなことは、時差ぼけでも経験します。日本を夕方出発する飛行機に乗って、アメリカ東海岸へ向かうとします。



離陸すると、機内で夕食、睡眠を取りますが、到着したとき現地は夜。体のリズムは日本の昼のままです。

その結果、現地時刻に合わせて眠れない夜を過ごすことになります。



そして翌日、日が高くなるころ、体のリズムは日本の夜に向かっていますから、だるくて仕方がありません。


数日もすれば、現地時刻に体のリズムも順応してきますが、体が環境の変化に順応するまでには、時間がかかるのです。




 同じように、気象の変化に体が慣れるのにも時間がかかります。


一般に熱中症は、最高気温が32℃を超えると危険性が高くなるといわれますが、比較的気温の低い日が続いた後、急に気温が上がると熱中症で搬送される人が増えます。




しかし、ある程度暑い日が続くと、熱中症の患者数は減少します。


これは、暑さに体が慣れるからです。要するに、人間の体は暑さや寒さの急激な変化には弱いものの、次第に慣れてくるのです。





 季節の変わり目などには、前日との気温差が10℃以上もあって、「夏のような陽気から1日で真冬に逆戻り」ということも珍しくありません。こうした急激な気象の変化は、体に大きなストレスとなり、病気を招きます。


まさに、「病は"気象"から」なのです。


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