誰でも手軽に簡単に楽しめる保存食。
だからこそ、基本的なことは守らなくてはいけません。
●雑菌を入れない
防腐効果のある砂糖、酢、オイルを加えて作っていても、雑菌が混入するとカビが生えます。
作るときはもちろん、ビンを開けて使うときも注意が必要。ジャムをパンに載せたスプーンを、またビンに突っ込んだりしてはいけません。
●酸化を防止する
保存ビンを直射日光に当てたり、空気に触れさせたりして食品を酸化させてはいけません。
常温保存のものなら冷暗所に置くのは常識です。冷凍庫で保存する場合も、空気をきっちり抜いてできるだけ真空状態にします。
●発酵に注意
ピクルス、コンポートなど発酵することが考えられるものは、ふたを開けるときには十分注意。
発酵して圧がかかっているものは、ふたを開けると同時に液が噴き出すこともあります。
●新鮮な素材を使う
どんな保存食も素材は新鮮なものを使いましょう。
大量に手に入ったら、まず保存食にしてしまう......そんな感覚です。
形や大きさが不ぞろいでも、新鮮であれば問題なし。
それが手作り保存食の楽しみです。