インフルエンザの看護で気をつけること
インフルエンザにかかってしまった人が家庭内にいたら、次のようなことに気をつけて看護をしたい。
●生活する部屋を分ける
インフルエンザにかかった人は、家族とは別の部屋で過ごす必要がある。
気の毒に思えるかもしれないが、家庭内で感染者を増やさないためにも必ず守るようにしたい。
また、風呂場で使うタオルなども共用しないようにする。
●看護は決められた一人だけがする
インフルエンザにかかったと聞けば、当然家族は心配になるもの。だからといって入れかわり立ちかわり様子を見に行けば、最悪の場合、一家全員がウイルスに感染しかねない。
そのような事態を避けるためには、可能な限り誰か一人だけが看護をするようにして、ほかの人はできるだけ接触しないようにしよう。
●看護をする人も受ける人も、常にマスクは着けたまま
看護をする人が、かかっている人の近くに行くときは、常にマスクを着ける必要がある。かかっている人には、看護を受ける際はもちろん、トイレに行くときなど、休んでいる部屋から出る際にもマスクは着けたままにしてもらうこと。