室内の環境にも気を配ろう
より早く回復し、感染の拡大を防ぐためには、インフルエンザにかかっている人が過ごす部屋の環境にも気をつける必要がある。
●こまめに換気をする
部屋を締め切っていると、ウイルスが充満した状態になってしまう。
そうならないために、1時間に3回ほどを目安に換気をすると良いだろう。
●空気を乾燥させない
インフルエンザウイルスは、湿度の低い乾燥した環境を好むといわれている。
加湿器などがあれば、湿度を50~60%程度に保つようにしよう。
●フタ付きのゴミ箱を使用する
ウイルスとの接触をできるだけ避けるために、鼻をかんだティッシュペーパーを捨てるゴミ箱は、フタ付きのものを使用するのが望ましい。
ティッシュペーパーはビニール袋などで密封すれば、感染リスクをより低くすることができる。
看護をする人は、そのティッシュペーパーに触った後は、必ず石けんで手を洗うようにしよう。