水分を「摂り過ぎる」ことはないの?
人間の体は約60%が水分でできている。
これが、わずか5%でも不足すれば頭痛や体温上昇、脈拍上昇などの症状を起こしてしまう。
しかし、いくら飲んでもよいのかというとそうでもない。
反対に、水分を摂り過ぎて体内の水分が数%でも増えると、過剰な水を処理するために腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなってしまうため、体がだるくなったり疲れやすくなったりむくみを起こしたりしてしまうのだ。
特に注意が必要なのは、1日中エアコンの効いた部屋にいて、あまり汗をかかず尿量も少ない人。
こんな人は、冷たい飲み物ではなく温かい飲み物を飲んだり、カフェインの入ったものを飲んで尿量を多くしたり、ときどき外に出たりしてエアコンの中にばかりいないように注意しよう。