体重と体脂肪の微妙な関係
太っている、やせている、その目安として考える最もポピュラーな数値は「体重」。
しかし本当の肥満度は、体重に占める脂肪の割合、つまり体脂肪率で決まるのである。
その微妙な関係を探ってみよう。
体重と体脂肪、どこが違うの?
体重が純粋な体の「重さ」であるのに対し、体脂肪率とは体重に占める「脂肪の割合」のこと。
人間の体は主に水分と筋肉と脂肪でできており、脂肪は生きていくためにある程度は必要。
しかし、増え過ぎると美容と健康の大敵に。
体重は標準でも体脂肪が高ければ「隠れ肥満」になってしまうのだ。
また、パーソナル・ヘルスケア・ネットワークでは、「BMI」(ボディ・マス・インテックス)という数値を健康のバロメーターとして使っている。
これは体重と身長がどのような関係にあるかを示す数値で、 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)という公式で求められる。
BMI値は、心臓病、高血圧、糖尿病といった生活習慣病やある種のガンなどに対するその人の危険率(リスク)を決定するかなり正確な指標であることが分かっている。
理想的なBMIは19.8~24.2の間。興味のある人はチェックしてみて。