1日約30分のウォーキングは生活習慣病の万能薬
糖尿病を予防するためには、適度な運動も効果的。
体を動かすことで、食事からとったエネルギーを消費し、また、血糖もエネルギーとして代謝させることができる。
ただし、無理な運動を急に行うと、かえっていろいろな弊害に悩まされるので要注意。
では、どんな運動がいいのか紹介しよう。
一番気軽にできるのはやっぱりウォーキング
肥満を解消し、糖尿病に限らずすべての生活習慣病に効果的なのがウォーキング。
通勤や買い物のときに、意識的に「速歩き」するようにしよう。
歩くときは、両腕をしっかり振って、歩幅も普段より大きくするよう心がけよう。
1日に運動で消費したいカロリーは100~200kcal。
急ぎ足で歩くと100kcal消費するためには25分くらい歩く必要がある。
通勤時には1駅分遠くまで歩いてみる、家庭では少し離れた店まで買い物に行くなどそれなりのガンバリは必要だ。
最初から毎日行うのがきつい人は、まず、1週間に2回くらい30分~1時間のウォーキングをし、普段はなるべくまめに動くよう心がけるといいだろう。