鉄分は体内で、酸素の運搬、酸化還元作用、免疫などの役割を果たしてします。
人間の体には、通常約5グラムの鉄分があり、ヘモグロビンの血色素鉄、肝臓・脾臓・骨髄などの貯蔵鉄、血清中・組織内に使われています。
赤血球中に含まれるヘモグロビンが不足すると、貧血になります。
この原因には、出血や赤血球の生産低下、赤血球の破壊などがあります。
激しい運動や長時間の運動をすると、足裏の衝撃で赤血球が破壊されて、鉄分が逃げることもあります。
そのため、毎日運動をしている場合は、鉄分補給が大切。
緑黄色野菜、豆腐、ナッツ類、全粒粉などに鉄分が多く含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。
ビタミンB16、ビタミンB12、ビタミンCを一緒に摂取すれば、ヘモグロビン合成に効果的。
ただし、お茶に含まれるタンニン、カルシウム系サプリメントの過剰摂取、食物繊維などは鉄吸収を阻害します。