老化のメカニズム
老化するとはどういうことなの?
人は20~25歳ぐらいまでの青年期を過ぎると、身体機能が衰え始める。
これは生理的現象だから、いくら文明や科学が発展しても完全に食い止めることはできない。
年齢のわりに若く見える人、年齢よりも老けて見える人がいるのは、老化のスピードに個人差があるため。
「若く見える人=老化していない」ではないのだ。
では、具体的にはどんなことが老化なのだろうか?
まず挙げられるのは体力の低下。
次いで環境への適応能力の低下、ストレスに対する忍耐力の低下などだ。
こういった身体機能能力は、何か1つ低下すれば次々といもづる式に低下し、それがさらに身体能力の低下を招いていくという悪循環を起こすのだ。
老化の悪循環
例えば、運動不足による体力低下が起こると、体を動かすのが面倒になり外出をしなくなる。
外出をしなくなれば人間関係が苦手になり、ちょっとしたトラブルでも、以前より大きなストレスを感じるようになる。
それが原因で病気になり、さらに体力の低下を助長することになる。
以上のような悪循環、あなたにも心当たりがないだろうか?
もしあるなら、この循環の環を断ち切ることが必要だ。